龍安寺
細川勝元が1450年に建立した禅宗寺院です。方丈南側の枯山水庭園「石庭」は虎の子渡しとして名高く、三方を油土塀で囲み、東西25m、南北10m余の長方形の白砂の庭に、15個の石組みが5群に配置され点在しています。作者は不明で、作意にも諸説ありますが、象徴的な表現で自然を映し出した名園です。
本願寺(西本願寺)
1591年に京都の現在地に移転された浄土真宗本願寺派の本山で、境内の御影堂、阿弥陀堂(共に重文)の威容には圧倒されます。伏見城の遺構といわれる唐門は、その豪華な装飾を一日中見ていても飽きないことから「日暮門」と呼ばれ、華麗な桃山文化の粋を今に伝えています。
二条城
1603年徳川家康が、京都に宿泊所として造営した城で、武家風書院造りの二の丸御殿(国宝)は、絢爛豪華な障壁画で飾られ、1867年の大政奉還はここで行われました。また、18世紀の大火で焼失した本丸御殿跡には、京都御苑内の旧桂宮御殿を移築した現本丸御殿(重文)があり、元離宮としての威厳を保っています。BACK
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