宇治上神社
もとは宇治神社と一体で平等院の鎮守社であった。神社建築では日本最古という本殿(国宝)は平安時代の建築で、一間社流造りの三殿からなり、左右の社殿が大きく中央の社殿が小さく造られています。拝殿(国宝)は宇治離宮の遺構といわれる寝殿造り風の住宅建築となっています。
高山寺
13世紀はじめに明恵上人が再興した山寺で、後鳥羽上皇の勅願「日出先照高山之寺」で知られ、森閑とした境内そのものが国の史跡に指定されています。こけら葺きの簡素なたたずまいは、鎌倉期の寝殿造りを偲ばせ、また「鳥獣人物戯画」など古文化財も多数所蔵されています。
西芳寺(苔寺)
行基の開祖と伝えられる古刹で、1339年に夢窓国師が復興した禅宗寺院で、120余種の苔が境内を覆い、苔寺と呼ばれています。庭園(特別名勝)は、下部の「心」の字をかたどった黄金池を囲む林泉庭園と、上部の夢窓国師築造の枯山水庭園からなり、後の日本庭園に大きな影響を与えてきました。BACK
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