醍醐寺
874年、醍醐山上に開創された醍醐寺は、907年には御願寺となり、その重要性が増すに従い下伽藍(下醍醐)が形成されました。京都府内最古の木造建築物である五重塔(国宝)や太閤秀吉が自ら縄張りをした三宝院庭園(特別史跡、特別名勝)など、数多くの文化財が残されています。
仁和寺
9世紀末に宇多天皇が勅願寺として888年に創建した門跡寺院で、17世紀から19世紀の建造物が現存しています。法親王の住む僧房として「御室御所」と呼ばれ、徳川家光が建立した二王門(重文)は京の三大門の一つです。御殿は本坊、宸殿、黒書院、白書院からなる御所風建築である。
平等院
平等院は1052年、関白藤原頼通が父道長の別荘を寺院に改めたものです。鳳凰堂(国宝)は翌年建立された阿弥陀堂で、創建当時の唯一の建物です。庭園(史跡名勝)は平安時代の遺構で、鳳凰堂と阿字池を中心に、宇治川の清流、前面の山々を取り入れた雄大な貴族好みの借景庭園です。BACK
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