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5.町人文化の成熟
(江戸時代中期・後期)
 17世紀初頭まで,京都は日本唯一の大都市でしたが,政治都市・江戸と商業都市・大坂の発展がめざましくなった17世紀後半には,江戸・大坂と並ぶ「三都」の一つとなり,文化都市,特に学問と観光の都市という色合いを濃くしていきました。

6.西欧文化の導入
(明治以降)
 元治の大火と東京遷都という二つの衝撃から立ち直るため,京都は積極的に近代化を図っていきました。小学校や美術学校・大学といった教育施設や,勧業場・織工場といった殖産興業施設の建設はその代表的なものです。
 琵琶湖疏水が建造された京都の街には電灯がともり,市電が縦横にめぐらされます。また三条通にはレンガ造りの建物が並び,鴨東に博覧会場や京都大学などの近代施設が次々と建てられました。
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